”Hot Dogs!”

ディズニーをメインテーマに、気になったことや見つけたことなどを記録していくブログです。※旧「マーブルーのディズニーノート」

ミッキーはしゃべる必要がなかった。

 

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 今日の記事は、このブログの名前にもなっている"Hot Dog"をテーマにしたいと思います。なんだか本当に、ホットドッグ専門サイトに見えてきました・・。

 

 "Hot Dogs!"という言葉は、ミッキー・マウスが初めてしゃべった言葉とされています。ミッキーが出演する短編映画の第9作目にあたる、"The Karnival Kid"(カーニバル・キッド。1929年公開)という作品の中で、ホットドッグ売り役のミッキーが言うのが、この"Hot Dogs!"という言葉です。

 

なぜ9作目で?

 ですが一つ気になることがあります。ミッキーが初めて短編映画の中で披露されたのは1928年11月18日の、「蒸気船ウィリー」の公開から。「カーニバル・キッド」までは少しばかり日にちが経っています。なぜ「蒸気船ウィリー」では言葉を発さなかったのでしょうか。

 「蒸気船ウィリー」は、世界で初めて、「トーキー」という、音声を取り入れたアニメーション映画だといわれています。映画の世界で初めてトーキーが使われたのが1927年ですから、ウォルトがいち早くその技術を取り入れたことがわかります。ならばなおのこと、「蒸気船ウィリー」でセリフを取り入れてもいいように思えます。

 

 実はこの話については、"Ask Dave"で質問に上がっていました。以下引用いたします。

 Sound technology was available in 1928 when Walt Disney made Steamboat Willie. Why did he wait until 1929 and The Karnival Kid to have the mouse utter his first words?  Avani, Ann Arbor, MI

-My guess is that many of the first cartoons were made without dialogue so that they would have greater success when shown in foreign countries, since the studio wouldn't have to worry about translations and dubbing. Also, the plots of the earliest cartoons didn't require Mickey to speak.

(引用元)Smith, Dave (2012) Disney Trivia from the Vault, New York: Disney Editions, 54-55. 

 上段の太字が質問文で下がデイヴさんの回答です。(字体の変更ができないため同一字体での記載をご了承ください)

 

わざわざ吹き替えなくてもよい!

 これをみると、明確な答えがあるわけではありませんが、ミッキーにセリフがなかった理由の一つには、アメリカ国外での成功を見込んでいた、ということが言えます。

 確かに、もしミッキーにセリフを入れてしまえば、アメリカ国外で公開する際に、現地の言葉に吹き替えをする手間がかかってしまいます。その点、何もセリフがなければ、そのまま国外でも上映できるというわけです。

 それに加えデイヴさんのいうように、ミッキーがしゃべることを求められていなかったことからも、ミッキーがしゃべらないことに違和感はなかったということもわかります。

 「蒸気船ウィリー」の映像が、You Tubeで公開されていますが、それを見ると、ミッキーは一言も発せず、音を出すとすれば、ただ息を「ヒュ~」と吹くだけです。ミニーとコミュニケーションをする場面でも、しゃべってはいませんが特に違和感がありません。

 

 ミッキー・マウスは、当時出たばかりであるにもかかわらず、大ヒットしたといわれています。しゃべらなくても、その見た目や動きでミッキーのかわいさが伝わると思うと、たしかにしゃべらなくてもいいような気がしました。

 

 ただ、これだけだと、なんでミッキーがしゃべるようになったのが「カーニバル・キッド」からだったのかがわかりません。何がきっかけでミッキーはしゃべるようになったのか。もう少し調べる必要がありそうです。